洋ランのパフィオペディルム属 名称「アーバニアヌム」|株式会社リョーイン三原営業所

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蘭のある日常

洋ランのパフィオペディルム属 名称「アーバニアヌム」

2008/08/19
アーバニアヌム
アーバニアヌム
 現在、弊所の総務課で咲いています。花色は背弁が白地に緑筋、他の花弁やリップはうす茶・うす紫色のきれいな花です。温室なしでは咲き難い種類ですが、本株は平成9年購入以来ほぼ毎年咲いてくれている優れ(環境に合っている)ものです。
 パフィオペディルム(略してパフィオ)の名前の由来は、ギリシャ語のパフィオスという女神の聖地名と、ラテン語のペディルム(スリッパ)という言葉から成り立っています。特有の袋状のリップの形が「女神のスリッパ」を連想させるからです。英名も「レディス スリッパー」といいます。  東南アジアの熱帯を中心に、インドからニューギニアに分布する特異な姿の地生(地面に生える)ランです。通常、花数は1茎に1花ですが、1茎に2花や多花のものあり。
 強い日差しに弱く、半日陰で風通しが良く、高湿度の場所を好みます。いつも少し湿った状態が良いです。
 水やりは、3〜10月は1〜2日に1回、成長期の5〜8月は毎日たっぷりあげてください。冬は2〜3日に1回で、控え目にしますが乾かさない様にしてください。冬は根元に水やりし、決して葉元に水を貯めないこと(腐る原因になります)。
 遮光率は、3〜10月は60〜70%、冬30%。置場所は、5月中旬〜10月中旬は屋外、冬室内が最適です。
 冬の最低温度は、最も育て易い無地(緑)葉系が5℃、他の無地肉厚葉系・斑入り葉系・斑入り肉厚葉系は10℃。
 肥料は控え目、5〜6月・9〜10月に2,000倍の液肥を月2〜3回。置肥は固形油粕を5月のみ。
 植込み材料は、素焼き鉢に水コケが普通ですが、毎年植替えを必要とします。最近では植替えを3〜4年毎にするため、硬質鹿沼土(又は軽石+バーク)にプラスチック鉢が多くなりました。
 軟腐病(葉が黒くなり枯れる)に掛かり易いので、予防としてベンレートやダイセンの水和剤を月2〜3回散布してください。黒いものを見つけたら即取り除いてください。